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  • 執筆者の写真トリイメソッド

ガーデンルーム辞典・雨漏りについて

更新日:2020年3月7日


 

あ行-1 雨漏り①(コーキング編)


ガーデンルームの雨漏りについてご説明させていただきます。

ガーデンルームの雨漏りの原因の90%が、建物の外壁とガーデンルームの接地面からになります。主にコーキングの不良により雨漏りをするケースが多いと思います。

※当社施工現場を参考にしています。


それでは具体的にコーキング不良の原因を紹介します。


・ガーデンルーム施工中のコーキングの剥離

外壁面とガーデンルームの隙間をコーキングで処理する際に剥離してしまい、雨漏りをしてしまうケースです。この場合は施工中に気が付く場合が多いので、すぐに補修をして対処します。また、お引渡し後に雨漏りをした場合でも、雨漏りの個所を初期の段階で補修をすることで、ほとんどの雨漏りが改善されます。


・地震や台風などの原因によるコーキングの剥離

こちらのケースは地震や台風などが原因で、ガーデンルームと外壁面のコーキング剥離して雨漏りをしてしまうケースです。地震の場合は、建物とガーデンルームの揺れによって、ガーデンルームの側面又は上部のコーキングが剥離をして、室内に雨が侵入してします場合があります。台風の場合は、強風、大雨、気圧の変化などが原因になります。普段の雨では雨漏りをしないのに、台風の時だけ雨漏りをしてしまうのが特徴です。


・コーキングの劣化

コーキングの劣化には、耐久年数と直射日光の関係がポイントになります。

耐久年数についての目安は10年になります。コーキング処理をしてから10年以上経ちますと、硬化やヒビ、剥離が原因で雨漏りをするケースがあります。

直射日光(紫外線)もコーキングを劣化させます。ガーデンルームは南側のお庭に建てるケースが多いのでこちらも注意するポイントになります。


対処の方法について

・一般的な解決方法は、ガーデンルームの施工を依頼した施工店や、建物の外壁の塗り替えをするタイミングで、ガーデンルーム周りのコーキングもいっしょにやり直すのが良いでしょう。

・水切り部材の設置をする方法もあります。水切り部材とは、簡単にご説明させていただくと「ガーデンルームの屋根の上に小さい庇を付けるイメージです」ガーデンルーム上部のコーキング部分に水切り部材をのせて保護する方法です。水切り部材にもコーキングをするので、屋根が2重になっているイメージです。


・施工前の写真

・トリイメソッド(鳥居部材)取付中①

・トリイメソッド(鳥居部材)取付中②

・水切り部材取付後の写真

鳥居の桁と垂木掛けの上に、もう一つ屋根を付けるイメージです。雨の侵入を防ぐコーキングも2重になるので、雨水だけでなく紫外線による劣化も防ぐことができる優れものです。


 

リクシルのカタログより(雨漏りのについて)



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