トリイメソッド
木造・在来工法・ココマ施工例①:町田市T様邸
更新日:2021年9月5日
町田市の木造住宅(在来工法)にお住まいのT様邸のトリイメソッド施工例です。
ガーデンルームはリクシルのココマⅡ(湿式腰壁タイプ)に対応させていただきました。

一般住宅(木造・在来工法)にトリイメソッド工法で、ココマのガーデンルーム(湿式腰壁タイプ)を施工させていただきました。今回のT様のお宅は色々な障害物があり、数社のエクステリア業者から「ガーデンルームの取付はできません」と断られたところにご相談をいただき、何とかココマを建てることができた現場になります。
①施工前の写真です。一見すると「ガーデンルームの取付のどこがむずかしいの?」と思われる外観ですが。ココマを建てるにはいろいろと障害物があります。


②ココマの左側面側は、外壁が少し出ています。そこにベランダから出る雨樋があります。
③左側面の写真です。雨樋はココマの垂木掛けを取付ける所にもあります。

④ココマの垂木掛け部分には雨樋(横と縦)と屋根があります。

⑤軒先と雨樋との高さは10cmありません。また雨樋の巾も10cm程度です。軒先とシャッターボックスの隙間もなく通常の施工方法ではどうやっても取付ができない状態でした。

⑥どうしてもガーデンルームが取り付けられないと断られた現場でも、トリイメソッド工法で外壁や軒先などにビスで固定をすることなくココマを建てることができます。

⑦左側のトリイメソッド柱の部分には建物の基礎コンクリートがありました。これではアルミの柱を建てることができません。そこで少し工夫をして柱を建てることにしました。

⑧それがこちらの写真です。柱の左側に細いのアルミの角材をいれて、外壁とトリイの柱との間のパッキン代わりにしています。こうすることでトリイメソッドの柱を内側にずらして埋込を確保することができ、通常通りの基礎コンクリートを打設することができました。

⑨-1左側:トリイメソッドのアルミの柱と桁材が組みあがりました。

⑨-2右側:今まであった雨樋はいったん取り外して、新たに高さを少し上げて付け直し左側の雨樋に接続をし直しました。


⑩軒下とシャッターボックスをうまくかわすことができました。これでココマを建てることができます。
⑪軒先の雨樋を取り外してアルミの桁材を組みました。トリイメソッド工法だからできるココマの取付方法です。

⑫左の柱の下にも桝が沢山ありました。


所在地:町田市
ガーデンルーム:ココマ腰壁タイプ(正面)
サイズ:1.5間×6尺×H2000
ハウスメーカー:一般住宅(木造)
トリイメソッド施工日数:2日間
ガーデンルーム施工日数:7日間
腰壁・床・電気施工日数:10日間
施工:合同会社リトルグローヴ
